NECRONOMIDOL ヨーロッパツアー遠征記録 〜前書き〜
はじめに
この記事は、暗黒系アイドル「NECRONOMIDOL」の2019年ヨーロッパツアーへ遠征したヲタクが遠征中の記憶を振り返る記事です。
長いツアーだったので何記事かに分けて投稿します。
(日々の雑記的な用途でこのブログを開設したので遠征記録以降は普通の日記みたいなので埋まると思います。ライブレポとかアイドル話はたぶんあんまやらないです、ごめん。)
NECRONOMIDOLとは
NECRONOMIDOL(ネクロノマイドル)は東京を拠点に活動する暗黒系アイドルです。
通称は「ネクロ魔」で、メタルを中心とした楽曲に、ラブクラフト作品・クトゥルフ神話などをテーマにした歌詞やアートワークが多いのが特徴です。プロデューサーは間違いなく中二病。(いい意味)
“暗黒系アイドル”なんていうと一見ニッチな存在に思えますが、国内の活動のみならず海外展開にも力を入れており、国外にもたくさんのファンがいます。
メンバーのツイートへのリプライ、半分くらい海外ファンじゃないかな。
海外公演も毎年のように行っていて、2018年はヨーロッパ1回にアメリカ3回という高頻度。
そして2019年3月に発表されたのが、グループ結成以来最大規模のヨーロッパツアー、European Inquisitionでした。
7/11〜7/28までのヨーロッパ全6ヶ国での公演と、スロバキアでの撮影を含めた1ヶ月に及ぶ海外遠征。イギリスでは日本文化の大展覧会 HYPER JAPANへのステージ出演も含みます。
どうやら日本のアイドル史の中でも、なかなか大規模のツアーなもよう。
「地上も地下も含めてどんなアイドルも、これまでこんな規模のヨーロッパツアーはしたことない、史上初」#NECRONOMIDOL#EU_INQUISITION https://t.co/hNpGUJzIjg
— 柿崎李咲 NECRONOMIDOL (@kakizaki_risaki) June 26, 2019
発表された時、これは行かねば!という気持ちしかなく、私はすぐに遠征を決めたのでした。
遠征を即決した理由
色々とありますが
・2018年のヨーロッパとUSツアー1つに遠征し海外公演の楽しさを感じていた
・HYPER JAPANの大きい舞台でのパフォーマンスが見たい、史上最大規模と銘打たれて見逃すわけには行かない
という海外ツアーに対するそもそもの参戦意欲に加えて、
・イギリスに長期滞在する予定がもともとあった
という点が大きいです。
これについては超個人的な話になってネクロ魔全然関係ないのですが、話したくてたまらないので書きます。
イギリス好きでずっとイギリスに住んでみたいと思っていた私は、ラッキーなことに2019年のイギリスYMSビザ (ユース向け短期就労ビザ) の抽選に当選しており、最長2年イギリスに滞在できる権利を得ていました。
もともと9月末の渡航を予定していた私。ツアーが発表された3月はちょうど渡航半年前にあたり、今日明日にでも手続きをやるというタイミングでした。
ただし一度手続きをしてしまった場合、指定した入国日より前にイギリスに行ってしまうと2年のビザがまるまる無効になってしまうのです。
ツアーは7月なので、当初の予定していた9月入国だと少なくともイギリスでの公演には参加できません。HYPER JAPANも行けない。
しかし、、、
私はまだビザの手続きをしていなかった…!!!!!
期限まだだし明日でいいか…と何日も手続きを先延ばしにした結果、タッチの差でまだ何も予定を確定させていないのでした。なんたる偶然・・・(ズボラ)
YMSを7月入国にすればイギリスの公演も全部行ける。
ていうかYMSの渡航費用で行くから飛行機代実質無料じゃん…!
オカルト脳なので、これは「行け」という天からのお告げとしか思えません。
もう頭の中には「7月入国に変更してツアーも回る」という選択肢しかありませんでした。
というわけで遠征即決。
前書きが長くなりましたが、日本のアイドル史上最大規模の海外ツアーの記録、少しお付き合いくださいませ。